京都府内の商業地・住宅地、昨年に続き上昇!
京都府が2024年9月17日に府内の基準地価(7月1日現在)を公表。商業地が平均で前年比5.7%上昇!3年連続のプラスとなった
その要因はインバウンドの急回復で観光地周辺で大きく上昇し、住宅地は前年比1.1%上昇した。
京都市の商業地に限れば、平均で8.9%上昇し、東山区では15.4%上昇と最も高く、上京区・下京区・南区の3区は10%を超える上昇となった。
地価上昇で最も際立ったのは「錦市場」(錦小路通柳馬場東入)では22.9%の上昇、続いて京都駅前は21.8%の上昇、伏見稲荷周辺では21.2%の上昇となった。
京都市の住宅地では平均で2.6%の上昇を示した。
商業地ではインバウンド需要の回復により飲食・物販・宿泊施設等の需要が旺盛で地価上昇が堅調である。住宅地においても2年連続のプラスとなっているが、建築費の高騰や住宅ローン金利の上昇もあり供給側の価格転嫁がどこまで購入者が許容できるかは不透明である