こんにちは
2021年7月1日国税庁が公表しました路線価は全国平均で
0.5%マイナスとなり6年ぶりの下落となりました。
京都府の最高路線価は四条通寺町東入2丁目御旅町で
21年度は653万円/㎡となり前年度の673万円/㎡から3%の下落
大阪国税局管内では大阪市中央区心斎橋筋2丁目で
21年度は1584万円/㎡となり前年度の2152万円/㎡から26.4%の下落となり突出しています。
インバウンドによる宿泊施設需要が2014年から地価上昇を牽引し
路線価は2020年まで上昇しましたが、コロナ禍による観光需要の
激減により下落に転じました。
しかしながら、ワクチン接種等による景気回復も期待される中
不動産の売出価格は左程、下落していないのが現状です。
内閣府月例報告6月度によると住宅建設は底堅い動きとなり、
雇用情勢は弱い動きの中で雇用者数等の動きに底堅さも見られるため
当社は居住用不動産について、当面は堅調に推移すると予想しています。
6月17日、アメリカの中央銀行にあたるFRBのコメントでは
2023年中にゼロ金利政策の解除の見通しが示されましたので
まだ、2年先ですが今後の金利政策には注意する必要があります。