こんにちは
ご相続にてご両親がお住まいであったご実家を売却しよう
と考えているが
築年数がかなり経過した建物についてのご相談です。
「建物を先に取り壊してから売却した方が良いですか」
と質問をいただきました。
考えるポイントは
①現状の建物を使うことが出来そうかどうか?
→ 構造がしっかりしていて、
雨漏りなどの心配もなくリフォーム
で使えそうであれば、取り壊さなくても良い
と思います。
逆に、建物劣化が進んでいる場合は、
買主様の印象が悪く
土地の広さも分かりにくいため
売れにくくなることがあります
②土地面積が狭小の場合、取り壊すと新築建物が
小さくなってしまう
→ 極端に面積が小さい場合や間口が狭い場合、
取り壊すと十分な大きさの建物を建てることが
出来ない場合があるので注意です
③取り壊すことで固定資産税が高くなる
→ 取り壊したからと言ってすぐに土地の固定資産税
が上るわけではありませんので、
取り壊してもすぐに売却ができるような
物件であれば、それほど気にすることはないでしょう
④解体費用が売主負担で事前にかかってしまう
→ お金に余裕があれば良いのですが、
希望価格で売却できるかどうかわからない状態で
事前に解体費用を捻出するのは厳しいかと思います。
このような様々な状況を考えて「古家付土地」という形で
売り出しています。
「古家付土地」とは
古い家がある状態で売土地として売り出しています。
買主が購入後に建物を使用することはかまいせんが
土地として売り出しているので、建物の経年劣化、
損傷等の不具合に売主は関知しませんということです。
建物取り壊し費用は?
古家付土地の場合、
基本は買主が建物を取り壊すことになります。
なかには、売主負担で契約後、引渡までに更地にする
場合もあります
この場合ですと、売主は契約しているので心配も少なく
取り壊すことができます。
不動産は全て契約ことですので、どのような条件がよいか
どうかは不動産業者と相談するのが良いでしょう!
不動産に関するご相談は
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